12.09.04
照明計画
こんにちは、インテリアデザイナーの江畑です。
残暑の残る9月ですね。みなさんまだまだ暑い日が続きますが体調には十二分にお気をつけください。
先日、ライティングの打合せで両国駅にあるDAIKOさんのショールームへ行ってきました。
店舗計画にとってPLANと同じぐらい大切な照明計画
予算を投じ貴重なマテリアルを使用してもライティングとのバランスが良くなければ、せっかくのマテリアルも台無しになってしまいます。照明の演出方法では、空間を明るくするベース照明・スポット的に物やマテリアルを強調する演出照明・そして緩やかな光のラインを創る間接照明と様々な役割があり、その光の演出方法をバランス良く計画していく事が大切になります。
同時に、忘れては行けないのが陰影のデザインです。光を美しく演出するには陰のある場所、落ちる場所も計画する必要があります。
照明の効果は空間を奇麗にするだけでなく、人の感覚・行動・意識まで操作する力をもっています。
例えばファーストフードの光とクラブ・ラウンジの光の演出、それぞれ空間の用途、客単価を考えお客の滞在時間をコントロールする計画が行われています。照明計画は空間デザインにとって、とても重要な設計デザインの1つなのです。
クレス デザイン
インテリアデザイナー /江畑 欣忠(Yoshitaka Ebata)